私生活と俳優以外の活動

ブラッド・ピットの私生活

結婚歴

1980年代後半から1990年代前半にかけてのピットは自身の出演作で共演したロビン・ビヴンズや、ジュリエット・ルイスなどと交際をしていました。さらに1994年から1997年まで交際していたグウィネス・パルトローとの関係は大きく報じられ、一時期は婚約を結んでいたこともありました。結局グウィネスとは結婚に至らずに破局し、1998年には大人気ドラマ「フレンズ」でレイチェル役を演じた女優ジェニファー・アニストンと出会い、2000年7月29日にカリフォルニア州マリブでプライベートな結婚式をあげました。何年もの間、彼らはハリウッドでは珍しい結婚の成功例として語られていたのですが、2005年1月7日に離婚を発表しました。理由は「和解しがたい不和」で、10月2日にロサンゼルス上級裁判所により離婚が成立しました。アニストンとの離婚危機の間、「Mr.&Mrs.スミス」の共演であるアンジェリーナ・ジョリーとの接近がメディアで注目を集めました。ピットは、不貞の噂を否定しつつ、セットでジョリーと「恋に落ちた」ことを認めました。アニストンが離婚を申請してから1ヶ月後の2005年4月、パパラッチによりケニアのビーチでピットとジョリーと彼女の息子のマドックスらしき姿が写され、両者の関係の証拠であるとマスコミに報道されました。2005年夏になると2人でいる姿は頻繁に目撃されるようになり、芸能メディアではこのカップルを「ブランジェリーナ」と呼ぶようになりました。2006年1月11日には「ピープル誌」にてジョリーが初めて自らの関係を公に認め、ピットの子供を妊娠中であると発表しました。2006年5月には、ナイビアで第一子となるシャイロ・ヌーベルが誕生しました。同年10月、「エスクァイア」誌のインタビューにてピットは「この国で結婚したいと思った誰もがきちんと結婚できるようになったらアンジーと僕は結婚を考える」と、アメリカの全ての州で同性婚ができるようになるまで結婚はしないことを述べました。2008年7月12日にはフランス南部のニースで男児と女児の双子が誕生しました。2010年2月には一部のメディアで破局が報道されましたが、ピットはそれを報じたイギリスの「ニュース・オブ・ザ・ワールド」紙を名誉棄損で提訴しています。2012年4月13日、ピットはアンジェリーナ・ジョリーと交際7年目にして正式に婚約したことを発表しました。結婚式の日程などはまだ決まっていません。二人の間には実子3人の他に、カンボジア人の男児とエチオピア人の女児、ベトナム人の男児の養子がいます。

趣味

ピットは映画に対する思い入れが強く「シネ・フィル」としても有名です。その映画好き具合は、ジェニファー・アニストンとの2人きりの旅行でも映画のDVDを持ち歩いた程でした。また、好きな映画作家や俳優の話題になると饒舌になるため、インタビュアーは予め話題作りのためにピットの好きな映画作家や俳優を下調べしておくのだそうです。本人出演の映画では、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「ファイトクラブ」の他にも「トゥルー・ロマンス」「マルコヴィッチの穴」のカメオ出演がお気に入りだそうです。映画以外にも、インテリアのデザインを趣味としており、建築ジャンキーとしても知られています。尊敬する建築家はフランク・ゲーリーです。特技はライフル銃で、本人曰くオクラホマ州出身の男性は子供のころから護身術の一環として撃ち方を習得するとのこと。また、バイクが趣味で何台かのハーレーも所有しています。苦手なものは鮫と蜘蛛だそうです。エドウィンやロレックス、ソフトバンクモバイルのCMのイメージにより秀でたファッションセンスの持ち主とされている一方で、本人のファッションに対する拘りはあまりありません。髪型は役柄に合わせて変えていたのですが、最近は坊主頭や短髪にすることが多いです。服装は交際相手によって大きく変化する傾向がありますが、「テルマ&ルイーズ」や「ザ・メキシカン」で披露したようなカジュアルなものを好んでいます。それでも劇中や公式の場でのファッションセンスは高く評価されており、アメリカの著名な雑誌で「最もセクシーな男」に2度選出されています。

俳優以外の活動~プロデュース業~

2002年、ブラッド・ピットはジェニファー・アニストンとパラマウント映画のCEOのブラッド・グレイと共に映画製作会社のプランBエンターテインメントを設立しました。2005年にアニストンとグレイは撤退し、現在はピット一人で所有しています。同社ではジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」や、ピット主演の「ジェシー・ジェームズの暗殺」、アンジェリーナ・ジョリー主演の「マイティ・ハート/愛と絆」など多くの映画が製作されています。またプランBは2007年にアカデミー賞作品賞を受賞した「ディパーテッド」も製作しています。同映画でピットはプロデューサーとしてクレジットされているものの、オスカー像授与の対象となったのはグレアム・キングのみでした。ピットは会社についてインタビューで聞かれるのを嫌っています。以下はピットが製作に関わった作品です。

プロデュース作品

  • 2005年「チャーリーとチョコレート工場」・・・アカデミー賞作品賞受賞
  • 2006年「ジェシー・ジェームズの暗殺」
  • 2006年「ハサミを持って突っ走る」
  • 2007年「ラブ・ザ・ドッグ 犬依存症の女」・・・製作総指揮
  • 2007年「マイティ・ハート/愛と絆」
  • 2009年「50歳の恋愛白書」
  • 2009年「きみがぼくを見つけた日」・・・製作総指揮
  • 2010年「キック・アス」
  • 2010年「食べて、祈って、恋をして」・・・製作総指揮
  • 2011年「ツリー・オブ・ライフ」
  • 2011年「マネーボール」・・・アカデミー賞作品賞ノミネート
  • 2012年「ジャッキー・コーガン」
  • 2013年「ワールド・ウォーZ」
  • 2013年「それでも夜は明ける」・・・アカデミー賞作品賞受賞、ゴールデングローブ賞作品賞受賞

俳優以外の活動~慈善事業~

ブラッド・ピットは慈善事業に積極的であることでも知られています。2009年6月、ピットとアンジェリーナ・ジョリーが設立したチャリティ組織“ジョリー・ピット基金”がパキスタンの難民救済のため100万ドル(日本円で約9800万円)を国連難民機関に寄付しました。アンジェリーナは過去3回パキスタンを訪れており、住むところがなくなった人々を救うために使って欲しいと今回の寄付をしたそうです。国連難民機関の代表であるアントニオ・グエテレスはこの援助に感謝の意を表明しています。同年10月、アメリカのチャリティー団体が2008年の「寄付額が最も多い有名人」のランキングを発表し、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがハリケーン・カトリーナで壊滅的状況に陥ったニューオリンズの再建やエチオピアやイラクの子供たちに総額で1340万ドルを寄付して2位にランクインしました。同年11月の「ハリウッド・リポーター」によると、ピットとジョリーの2008年の寄付金総額は680万ドルにも及んだそうです。2人が設立したジョリー・ピット基金の2008年度の納税通知書によれば、同基金の収益は1300万ドルでその半分以上をさまざまな団体に寄付していたといい、世界中の病気を減らすことを目的としている団体は同基金から200万ドルを受け取り、ブラッドが創設したチャリティー団体「Make It Right Foundarion」と「Human Rights Watch」もそれぞれ1万ドルを受け取ったそうです。さらに、The Armed Services YMCA of the US Army、ブラッドの地元スプリングフィールドの学校、息子マドックスの母国カンボジアの団体などもジョリー・ピット基金から寄付を受け取っているそうです。その他にも各地の難民を救うための寄付をしたり、養護施設への支援を行ったり、自然災害に遭った街への寄付を行ったりと様々な慈善活動を行っています。これらの活動は一部では「偽善的」と批判されているものの、多くの人がこれらから学ぶべきことがあると高く評価しています。

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